養子縁組で相続税対策

養子縁組は相続税対策になる。相続税対策を考えておられる場合、一度は聞いたり、耳にしたことがあるかと思います。養子縁組での相続税対策にはメリットもデメリットもあります。

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税理士 内田昌行

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相続税の観点からみた場合の養子縁組とは

養子縁組とは、親子関係にない人が法律上で親子関係を持つことであり、養子縁組をした当日から、実子と同じく相続人になります。

養子縁組
養子縁組
養子縁組をした当日から実子と同じ

養親に相続が発生した場合、実子と同様に、養子は第1順位の相続人となります。

民法では、養子の数に制限はありませんが、相続税法では養子の数を以下のように規定しています。

ただ、この制限は相続税法上の、基礎控除額などの計算における養子の数の制限であり、民法上では何人養子にしても問題ありません。

100人養子にしたとしても、相続税の計算上では、1人もしくは2人の養子の数として、計算されるということです。

特別養子縁組の場合、養子は実子と同じ扱い

民法上、養子縁組には特別養子縁組というものがあります。これは、実の親との間で法律上の親子関係がなくなるというものです。

相続税法上、特別養子縁組で養子になった場合、実子と同じ扱いとなるため、相続税法上での養子の人数制限にカウントされません。

例えば、特別養子縁組を10名した場合、実子10名として基礎控除額も計算されるということです。

特別養子縁組以外で、養子が実子と同じ扱いになる場合

特別養子縁組で養子が実子と同じ扱いになります。ただ、現実的には特別養子縁組は虐待などから子供を守るためのものであり、相続税対策として使わることは少ないです。

虐待
虐待
通常、特別養子縁組は相続税対策よりも虐待防止などに使われる。

相続税対策のために、実の親との間に、法律上の親子関係をなくすことになるからです。

では、特別養子縁組以外で、相続税の観点から、養子が実子と同じ扱いになることはないのか?

実は以下のような場合は、養子でも(相続税の課税上)実子と同じ扱いになります。

  1. 被相続人の配偶者の実子、かつ被相続人の養子となった者
  2. Aさんの特別養子縁組により養子になった者(Cさん)で、その後AさんとBさんが結婚した場合に、Bさんの養子になった者(Cさん)、この場合Cさんは実子扱い

相続税対策としての養子縁組のメリット

まず、養子縁組のメリットは相続税を節税することが出来ます。簡単に言ってしまえば、養子縁組で法定相続人が増えるからです。

節税
節税
養子縁組は節税になります。

法定相続人が増えると、何かと相続税の節税になります。

  1. 相続税の基礎控除額額が増える(法定相続人一人につき600万円)
  2. 生命保険金の非課税限度額が増える(法定相続人一人につき500万円)
  3. 死亡退職金の非課税限度額が増える(法定相続人一人につき500万円)

相続させたい相手に相続させる

また、相続税を安くするメリットもありますが、養子縁組を使えば、財産を相続させたい相手に相続させることも出来ます。

よくあるパターンとして、世話をしてくれた息子の妻を養子にして財産を相続させるというものです。

相続させたい
相続させたい
養子縁組で相続させたい人に相続させることが出来ます。

贈与や遺贈ではなく相続で財産を譲ることができるので、遺留分の減殺請求も可能となります。

相続を飛ばす

孫を養子にした場合は、相続税を一回飛ばすことができるというメリットもあります。

飛ばす
飛ばす
相続を一回飛ばす

どういうことかと言いますと、本来なら財産をいったん子どもが相続して、その後に孫が財産を相続します。

なので、財産を孫にまで相続となると、通常は同じ財産に相続税が2回かかります。孫を養子にするということは、相続を1回飛ばすということなのです。



相続税対策の観点から養子縁組のメリットをまとめると・・

  1. 相続税を節税することが出来る
  2. 配偶者や親族以外に財産を相続することが出来る
  3. 孫を養子にした場合、相続を1回飛ばすことが出来る

相続税対策としての養子縁組のデメリット

孫を養子にした場合は、相続を1回飛ばすことが出来ると書きました。

この相続を1回飛ばすために、資産家を中心として、孫が養子になるというのが当たり前のように行われていました。

こういう事情から、孫養子には相続税額が2割多く加算されます。

相続を1回飛ばすことが出来るメリットもありますが、孫養子の相続税が2割多くなるというデメリットもあります。

2割加算
2割加算
孫養子の相続税は2割加算

しかし、場合によっては、孫養子は今でも有効な相続税対策です。

孫養子の相続税対策を検討している。迷っている。相続税対策のご相談承っています。お気軽にお電話・予約フォームより、相続相談のご予約をして下さい。お待ちしております。

養子縁組によって、相続人間でトラブルに

養子縁組によって、法定相続人が増えれば、基礎控除は増えます。確かに相続税が安くなるといったメリットはあるのですが、他の相続人の方は納得するでしょうか?

もしも、養子縁組がなければ、もっと財産を相続出来たのに。養子縁組のせいで、財産の取り分が減った。

取り分
取り分
養子縁組によって、私達の取り分が減るのは納得できない!

このように、養子縁組は相続人間でトラブルに発生しやすいという面があります。

養子縁組をする場合には、相続税を安くすることだけに頭がいきやすいですが、本来の相続人の方達の気持ちも配慮しなくてはなりません。

跡継ぎがいなくて養子縁組した場合

現在、跡継ぎがいないという方も多数いらっしゃいます。相続する相手がいないために、

  • 甥とその妻
  • 姪とその夫

などを夫婦養子にする場合も少なくありません。でも、夫婦が離婚した場合、どうなるでしょうか?

普通に考えれば、甥や姪と離婚した配偶者は、養子縁組から外れるのが普通だと思います。

離婚
離婚
夫婦ごと養子にして、その夫婦が離婚したら・・

しかし、離婚によって自動的に養子から外れることはありません。離婚して赤の他人となった人が、離縁に応じないと、基本的には養子状態は継続します。

養子縁組を解消するには、「離縁」という手続きが必要です。

日本においても、離婚が当たり前の時代になりつつあります。夫婦ごと養子にする場合には、このことを頭の片隅に入れておきましょう。



相続税対策の観点から養子縁組のデメリットをまとめると・・

  1. 孫養子の場合、孫養子に相続税の2割加算がある
  2. 他の相続人の取り分が減る。(トラブルになりやすい)
  3. 養子縁組を解消したくても、簡単に解消できない
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