
生きてきた証を残すにはエンディングノートが有効ですが、これからの人生をより良くするにはスターティングノートを活用しましょう。人生100年時代には、未来を描くスターティングノートが必要といえます。
終活の一環として、遺言書を作成するのと同時にエンディングノートを作成する方が増えています。
エンディングノートには法的な効力がないため、財産の分け方を指定する目的には適していません。
その代わり、どこにどのような財産があるかという備忘録や、自分がどのような人生を送ってきたかという振り返りを記載するのに役立ちます。
また、現代ではスマホのパスワードやネット銀行、有料サービスの契約状況といった「デジタル遺産」に関する情報を書き残す方も多くなりました。
万が一認知症になったり意思疎通ができなくなったりした際の、医療や介護の希望を書いておくのにも大変便利です。
遺言書の付言事項でも、生きてきた証や想いを伝えることもできます。
しかし、メッセージが長くなる場合はエンディングノートとして別に残しておくのが現在の主流と言えます。

ご自身の人生を振り返り、大切な情報を整理するためにもエンディングノートは大変有効です。
エンディングノートの詳しい内容は、エンディングノートには「遺言書にはないメリット」があるに記載しています。
人生の終わりを意識して、遺言書やエンディングノートを記載する方は多くいらっしゃいます。
しかし、遺言書やエンディングノートを書くことが「人生の終わり」を意味するわけではありません。
現在から未来に向けて、これからの人生を綴るスターティングノートというものがあります。
エンディングノートが過去を振り返るためのものなら、スターティングノートは第2、第3の人生に向けて希望を書くためのものです。
たとえば、これから行きたい旅行先や、新しく始めたい趣味を書き出してみましょう。
健康寿命を延ばすための目標や、お孫さんと一緒にやりたいことなどを書くのもおすすめです。
年金や貯金の額を計算して、現実的なこれからの人生設計を行うのにも役立ちます。
自分の過去を振り返ったり、想いを伝えたりするためにはエンディングノートを活用しましょう。
そして未来に向けて、これからの人生設計を楽しむためにはスターティングノートを活用しましょう。

相続についての不安や疑問は、専門家である創業50年目の税理士法人都心綜合会計事務所にお任せください。

相続について考えることも、ご自身のこれからの人生を考えることも、どれも非常に大切なことです。
相続の実務は専門家に依頼し、ご自身のこれからの時間はスターティングノートを使って、前向きに描いていくのがベストな選択かもしれません。
スターティングノートについて、税理士法人 都心綜合会計事務所の税理士・田中順子が解説しています。
字幕が付いておりますので、音を出さなくてもご視聴いただけます。
動画内容
今回はスターティングノートについてお話をいたします。
終活でエンディングノートを書くことは、割とみなさんやっていらっしゃることではないかと思います。
エンディングノートとはご自身の人生を振り返って、生きてきた証や思いを綴るものになります。
ご自身の思いを書き遺す方法には遺言書というものがありますが、遺言書は主に財産をどうするかというものです。
よって沢山の思いを綴る場合は、エンディングノートに記載される方が多いです。
さて話は変わりまして、スターティングノートというものをご存じでしょうか?
スターティングノートとは、これからの人生を綴るためのものです。
人生100年時代と言われ、老後を長く過ごすことができる時代になりました。
たとえば何歳までにどこに旅行に行きたいとか、お孫さんが小学校に上がったらこれをしよう、中学校に上がったらこれをしよう、といったようにスターティングノートには将来の予定を綴ります。
そのほか年金や貯金の額を計算して、これからの人生設計を行うのにも役立ちます。
第2、第3の人生を自分らしく過ごすために、スターティングノートも、これからは多くの方に親しまれていくかもしれません。
これから終活を始められる方はエンディングノートだけでなく、スターティングノートも活用し、これからの人生設計に役立ててください。