生きてきた証を残すにはエンディングノート
遺言書を作成するのと同時に
- エンディングノート
- スターティングノート
を作成することも検討の価値があります。
エンディングノートやスターティングノートには法律的な効力はありません。
なので、エンディングノートには財産をどうするかなどを記載するのではなく
- 自分がどのような人生を送ってきたか
- 遺言書の付言事項には書ききれないような想い
を記載するのが一般的です。
遺言書の付言事項で生きてきた証や想いを伝えることもできますが、長くなる場合や相続にまったく関係ないような場合は、エンディングノートとして別に残しておくのが、現在では一般的と言えるかもしれません。
また、自分の人生を振り返るのにエンディングノートは有効です。
エンディングノートの詳しい内容は、エンディングノートには「遺言書にはないメリット」があるに記載しています。
これからの人生を綴るにはスターティングノート
人生の終わりを意識して、遺言書やエンディングノートを記載する方が多いです。
ただ、「遺言書やエンディングノートを書く=人生の終わり」ではありません。
スターティングノートというものがあります。
スターティングノートとはこれからの人生を綴るものです。
エンディングノートが過去なら、スターティングノートは現在から未来に向けて書くというものです。
自分の過去を振り返る・想いを伝えるのにエンディングノート。
そして未来に向けて、これからの人生設計のためにはスターティングノートです。
そして相続税対策や争続対策のために遺言書を書きたいけど、どう書いていいのか分からない。
そもそも相続税がどのくらいになるのか分からない。
考えている遺産分割以外にも何か有効な分割方法がないか?
などなど、相続に関するお悩みには48年の歴史ある税理士法人 都心綜合会計事務所にお任せください。
相続も考える・これからのご自身のことも考える。
どれも必要なことです。
- 相続については税理士法人 都心綜合会計事務所を利用
- ご自身のこれからについては、スターティングノートを利用
がベストな選択かもしれません。
スターティングノートについて動画で解説
スターティングノートについて、税理士法人・都心綜合会計事務所の税理士・田中順子が解説しています。
字幕が付いておりますので、音を出さなくてもご視聴できます。
動画内容
今回はスターティングノートについてお話しを致します。
終活でエンディングノートを書くことは、割とみなさんやっていらっしゃることではないかと思います。
エンディングノートとはご自身の人生を振り返って、生きてきた証や思いを綴るものになります。
ご自身の思いを書き遺す方法には遺言書というものがありますが、遺言書は主に財産をどうするかというものです。
よって沢山の思いを綴る場合は、エンディングノートに記載される方が多いです。
さて話は代わりまして、スターティングノートというものをご存知でしょうか?
スターティングノートとは、これからの人生を綴るためのものです。
人生100年時代と言われ、老後を長く過ごすことができる時代になりました。
たとえば何歳までにどこに旅行に行きたいとか、お孫さんが小学校に上がったらこれをしよう、中学校に上がったらこれをしよう、といったようにスターティングノートには将来の予定を綴ります。
そのほか年金や貯金の額を計算して、これからの人生設計を行うのにも役立ちます。
第2、第3の人生を自分らしく過ごすために、スターティングノートも、これからは多くの方に親しまれていくかもしれません。
これから終活を始められる方はエンディングノートだけでなく、スターティングノートも活用し、これからの人生設計に役立ててください。